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Interview

インタビュー

株式会社氣生 代表取締役 久保田 佳代さん

 

1. 会社の設立経緯とその思いをお聞かせください。

母が経営していた有限会社久保田薬局を「有限会社久保田薬局 漢方薬の氣生」として、新たに長野で開局し5年間務めあげました。
6年目からは個人事業主として東京都江戸川区で「氣生薬局」を開局、
9年目に東京都新宿区にて「漢方の氣生」を開局、そして5年後に株式会社氣生を設立しました。
実は出産と同時に薬局を開いたので、子供と一緒に成長してきました。
25歳で店長を務めさせて頂いた八ツ目漢方薬局では自由にやらせてもらっていましたし
会社の傘の下にいるので守られていました。
自分のやりたいことを自由にやれること、独立して自己責任でやっていくことで
常に結果が自分に返ってくる、そこに醍醐味を感じ独立しました。

 

2.どんな理念を大切にしているかを教えてください。

今から26年前私は、昔の町医者の様にヒトと向き合い気軽にココロの会話をすることによって、
根本治療が実現することが漢方の世界にあることを知り、 カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志しました。
患者さんと接する中で、身体の赤信号や悲鳴は、心からくる内因的要素が 多いことに気づきました。
心理カウンセラーとして薬剤師として漢方と心理学の融合をもって
患者さんの話にさらにはカラだとココロの叫びに耳を傾け共感し一緒に泣き、一緒に笑いながら接しています。

だからこそ一番大事にしているのは『人』

患者様から教えられることも多く、患者様が何より大事です。
そしてそれを支えてくれるスタッフの調和も大事にしています。

経営するためには継続することが何より難しいことですが
適材適所でスタッフを配置するのも私の役目であり大切なことだと考えています。

 

3.会社の事業内容、特徴を教えてください。

東洋医学における漢方の概念に基づき、身体と心のバランスをとる事で病気を作らないために『 商品・技術・技法・感覚 』を提供し続け、笑顔と共に身体と心の真の美しさと健康を追求します。

■漢方カウンセリング事業

・漢方薬処方/漢方カウンセリング
・心理カウンセリング
・オリジナル漢方茶作成

■調剤薬局事業

・全国の処方箋受付
・調剤業務(刻み漢方煎じ薬を含む)
・在宅医療

■商品流通事業

・漢方茶
・楽膳火鍋キット・楽膳鍋キット
・野汲シリーズ  氣香粉、野汲粉、野汲ふりかけ、カレーなる楽膳

■商品開発・監修事業

・毎日薬膳Soup+  http://soup-plus.tokyo/
・もうやんカレー 後がけスパイス http://www.moyan.jp/
・よもぎ蒸し

■スクール事業

・漢方茶マイスター協会設立・運営
・社員研修、セミナー講師活動
株式会社ダッドウェイ様
セゾン情報システムズ様
IHTA(国際ホリスティックセラピー協会)様等

■その他

・漢方ファスティング
・IgG検査・遅発型食物アレルギー検査
・各種イベント(漢方茶茶茶の会、漢方酒酒酒の会、カレーセミナー等)開催

 

 

4.今後のビジョンを教えてください。

食を誤ってしまうと心も体もうまくいかなくなり、動いていけなくなります。
薬膳を取り入れた食事を企画開発していて、家庭に薬膳料理を取り入れることが
もっと日本の食卓に広がり、普段の生活の中に入ってくることを目指しています。
季節のものを取り入れながら薬膳を取り入れることで、心も体も変わってくるという知識や教育を広げており、
ブームや流行りものではなく、その知識を啓蒙していきたいと思っています。

 

 

 

 

5.これから起業される方へのメッセージをお願いします。

起業はいくらでもできます。
もし起業することが大きなハードルで怖がっているようなら怖くないよと伝えたいです。
やりたいことで起業するのはそんなに構えなくてもできるし、誰でも起業はできるので、
自分の原動力と、それを継続できるのかが重要なポイントです。
また「お金の換算ばかりは失敗する、お金の概念が無くても失敗する」
ということで両方失敗します 笑

自分の長所が上手く活かせるところにお金をどうやってくっつけていくのかが大事なことです。

 

6.子育てしながら起業される方へのアドバイスをお願いします。

子育てしながら起業はできます。
日本では子育てと教育をお母さんが一手に引き受けていることが多いので、大変であると思うけれど、
『自分のできること、できないことは何か』をまずは自己分析することから始めてみてください。
この人ができるのだから私もできると考えなくて良いのです。

起業家のロールモデルを参考にしても、自分にはできないことはあります。
自信を持って「あなたはできるかもしれないけれど自分はこれができない」と言えたら良いのです。
できないことを前提に何ができるのかを考えること、子育てしながらでも起業をし継続して事業を行うことができます。

自分をよく知ること、できないことを認め、できることを行動に移していくことが大切なことです。

 

7.経歴、受賞歴、実績等を教えてください。

コラム・監修記事掲載

●AERA(2021年1月18日)「漢方ダイエット入門」
●IHTA(国際ホリスティックセラピー協会)会報誌(2020年5月号~毎号連載)
●AERA(2020年1月13日)「二十四節気薬膳カレンダー」
●anan(2019年5月29日発売)「夏の体内美容」
●美的(2016年2月号)「冬の感染症から身を守れ」
●晋遊舎(2019年3月29日発売)「カレーの便利帳」
●美楽(2019年08号)「『クーラー』は万病のもと」
●Hanako 「悩める大人の体ケア」
●日刊ゲンダイ 漢方達人を目指せ!
(2015年1月~2016年7月)
https://hc.nikkan-gendai.com/columns/2240

●日刊ゲンダイ コロナ関連記事

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284118

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/275872

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/275768

 

他多数掲載

メディア出演

●YouTube「妊活ちゃんねる」(2020年5月~)
●フジテレビ「KinKiKidsのブンブブーン!」(2019年10月5日)薬膳監修
●テレビ朝日「グッド!モーニング」(2014年5月28日)もうやんカレー スパイス監修

オリジナル商品掲載

●日経MJ(2020年1月8日)「漢方入りチョコレート」
●mina (2020年2月号)「漢方ティー特集」
●新潟Komachi(2019年10月号)「カレーなる楽膳」

Profile

氣生CEO 薬剤師・心理カウンセラー代表">

久保田 佳代

漢方歴26年! 豊島区南大塚で漢方の氣生(きお)という薬局を経営。私の家は医療一家です。
私は三女として産まれ、父(他界)は日本赤十字乳児院の院長を。母は薬剤師。長女は歯科医。次女は、眼科医(専門医)です。
その中で私の感じた西洋医学とは、私が内科にかかった際「これは循環器科ですね」、「いや胃腸科ですね」と病院内をたらい回しでした。ヒトと向き合わず臓器と向き合う臓器医療さらには三分間診療が主でした。
昔の町医者の様にヒトと向き合い気軽にココロの会話をすることによって、根治治療が実現することが漢方の世界にあることを知り、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志しました。

患者さんと接する中で、身体の赤信号や悲鳴は、心からくる内因的要素が多い事に気づきました。
心理学や技法を学ぶことによって、漢方との相乗的効果がある事が解ったため、18年ほど前にカウンセリングの学校へ通いました。

心理カウンセラーとして薬剤師として漢方と心理学の融合をもって、患者さんの話に更にはカラダとココロの叫びに耳を傾け共感し一緒に泣き、一緒に笑いながら 接ることが出来る場所が漢方の氣生です。

サプリメントアドバイザー資格取得
日本プロカウンセリング協会 1・2級取得
日本誕生学協会認定ベビーマッサージ講師取得
漢方茶アドバイザー
漢方茶マイスター
漢方茶アドバイザー・漢方茶マイスタースクール開講
他講師多数

出身
長野県
趣味
仕事?
家族
子供2人 ダンナ?(聞かないで・・・笑 シングルマザー)
オススメの本
話を聞かない男、地図が読めない女
座右の銘
笑う門には福来る
尊敬する人
マザーテレサ
好きな食べもの
野菜 お肉 寿司
好きな言葉
人生は邂逅である
睡眠時間
6時間
起床時間
8時
休日の過ごし方
ショッピング マッサージ
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